住宅ローン支払いで困ったときの最初の対策「リスケ」とは?
2021.01.24
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どうも株式会社REコンサルティングの山本です。
あなたはリスケ(リスケジュール)をご存知でしょうか?
住宅ローンの支払いが滞ったときに金融機関に相談して、返済計画の変更を認めてもらうことをいいます。
住宅ローンの支払いが厳しくなったとき、最初に考えるべき対策がこのリスケです。
リスケが認められれば、以下のような救済措置を受けることができます。
- 返済期間の延長
- 返済猶予
「返済期間の延長」は、たとえば30年ローンを組んでいる場合、35年に返済期間を延長することで月々の負担を軽減します。
ただし、返済期間がすでに上限である場合は、それ以上の延長は認められないことがほとんどです。
一方「返済猶予」は、一定期間返済を待ってもらうという措置です。
猶予期間は、半年~1年が一般的ですね。
ただ、返済猶予の期間中も利息分だけは最低限払わなければいけない場合が多いです。
このようにリスケは、あくまでも限定的な措置であるため、返済の負担がなくなるわけではありません。
しかし、「病気で一時的に収入がなくなってしまった場合」や「会社の倒産で職を失ってしまったた場合」などは、このリスケが非常に大きな助けとなります。
ただし、リスケは必ずしも認めてもらえるわけではありません。
金融機関に相談したあと、「審査」が必要になるんです。
この審査で「本当に猶予があれば返済できるのか?」ということを確認されます。
たとえば、以下のような内容ですね。
- 職を失った場合は再就職の見込みがあるのかどうか
- 病気になった場合は治療後に収入が見込めるか
リスケは住宅ローンで困ったとき、最初に検討すべきもっともリスクの低い対策であると言えます。
しかし審査があるため、誰でも認めてもらえるわけではありません。
もしどうしてもリスケを認めてもらいたいなら、金融機関に相談する前に、住宅ローンの専門家に相談して対策を練ってから審査に臨みましょう!
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