できれば避けたい競売のデメリット
2021.01.29
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どうも株式会社REコンサルティングの山本です。
今回は、住宅ローンが支払えなくなったときに行き着く先、「競売」のデメリットについてお話をしていきます。
「競売」とは、住宅ローンの借入先が裁判所を通じて住宅を強制的に売り払い、その売却代金から残債を回収することをいいます。
裁判所が絡む強制的な措置であるため、競売は住宅ローン支払いに滞った先の末路であるとも言えますね。
そして悪いことに、この「競売」には、大きなデメリットがあります。
というのも、競売で住宅を売却する場合、相場よりもかなり安い価格で売却されてしまうんです。
一般的に相場の60%~70%で売却されてしまうケースが多いですね。
さらに売却したお金はすべて住宅ローンの返済として取られてしまいます。
ローンの残債に足りなければ、残りの分は一括返済を迫られる可能性もあります。
そして残債が支払えなければ、給与の差し押さえが実行される恐れもあるんです。
あとは、精神的な苦痛もかなり大きいです。
競売にかけられると落札を目当てにした不動産業者や裁判所の執行官が自宅の調査を始めるため、プライバシーが侵害される恐れがあります。
そんな中、住宅がなくなるわけですから、次の引っ越し先を早急に探さなくてはいけません。
引っ越し先が見つからないからといって落札後も住宅に居座ると不法占拠となり、裁判所から強制立ち退きが命じられます。
このように「競売」というのは、できれば避けたい事態なんです。
そして実際、早めの対策をとれば「競売」は避けることができます。
金融機関が動き出す前に前に打てる手を打たず、放置してしまった結果が、「競売」という末路なんです。
だからこそ、住宅ローンの支払いに困ったら、早めに専門家に相談することをおすすめします。
実際、早めの段階であれば、競売よりも条件の良い手段が色々とあります。
だからこそ手遅れになる前に、住宅ローンの専門家に相談して、最悪の事態を避けましょう。
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