



こんなことにお悩み
これは、先日、私のところへ相談来られた、ある相談者さまの言葉です。
その方は、10年ほど前に、奥さまと住宅展示場にいったことがきっかけで、一戸建てを購入されました。それまでは賃貸アパートに住まれていたのを、フラット35を利用して自宅を購入されました。もうすぐ子どもが幼稚園に上がるタイミングでもあり、家族の幸せのためにという気持ちが背中を押してくれたそうです。
当時は、月々の返済も楽とはいえないものの、今後の昇給や出世を考えると無理のある計画ではなかったそうですし、銀行の担当者からもそうお墨付きがあったそうです。
勤務先の業績が悪化し収入も低下、年収が半分以下にまで落ち込み、ローンが支払えない状況になりました。
他の弁護士事務所では、自己破産をして自宅も手放さなければいけないといわれたようですが、どうしても家族にいうことができず、私のところに来られた方でした。
このご相談さまの言葉は、
あなたも、
家族が幸せになるためにこんなはずじゃなかったのに…
住宅ローンの支払いが厳しくなり自宅を取られる。その上、それだけでは組んだローンの借金を完済できずに自己破産までしなければならない。
そうしたことを考えると、心配で仕方がないかもしれません。
でも、心配ばかりしていても状況は悪化するばかりで
解決されることはありません。
最初に、結論からお伝えします。
住宅ローンを滞納せざるを得ない場合、
その時点ですぐに弁護士に相談してください。
他の業者でも、弁護士を紹介しますとか、住宅ローンの悩みを解決しますと、うたうホームページもたくさんありますし、そうした広告を見ることも少なくありません。
でも、そのような業者が担当した案件において、多くの手続の選択肢の中から、あなたの希望を実現するのに最適な選択肢を提案できてないことが少なからず見受けられます。あなたにとって一番よい解決策で将来を迎えるためにも弁護士に相談することが重要です。
銀行口座にローンを引き落とす残高が不足しているので支払ってください。という通知です。あなたもすでに受け取っているかもしれません。それでも支払いができないと…
住宅ローンが滞っているので、期日までに振り込むこと。支払いができない場合、一括返済を請求すること。一括返済できない場合は、債権回収会社に窓口が変わり、競売の申し立てを行うこと。などが記載されています。
この通知書には、あなたが一括で住宅ローンの残債を支払えない場合、自宅を差し押さえ競売にかけることが記載されています。それでも無視していると、
競売申立が行われると、裁判所による現地調査が行われ、滞納からおおよそ1年で入札がはじまります。競売が完了すると、あなたやあなたのご家族は、強制的に立ち退き処分を受けることになります。
それが、自分のせいではないのに奪われなければいけなくなるかもしれないことを想像すると、当時のことが思い出され夜も眠れないのではないでしょうか?
私のもとには、住宅ローンの支払いに困った方が毎月来られます。
他の弁護士には自己破産して自宅は引っ越すしかないといわれて、本当にそうなんだろうかと途方に暮れながら、紹介やこのホームページを見て、わらをもすがる思いで相談にいらっしゃる方もいらっしゃいます。
あなたが誰にも言えない悩みだからこそ、なじみのない弁護士に相談したのに、あまりこちらのことも聞かず、決まりごとのように自宅を手放すことを前提としたアドバイスをする。そうした弁護士には、もし自分がその立場になったら、そんな簡単に自己破産して自宅や財産、信用を失うことを納得できるのでしょうか?
きっとそうではないでしょう。
自分が、その立場になったときのことを想像できないからこそ、そんな簡単に「自己破産して、住宅も手放すしかないです」と言えるのだと思います。
もちろん、相談内容によっては、自己破産という選択やむなしということもあるでしょう。
でも、弁護士としてもう少し真剣に考えれば、住宅を守ることのできる可能性もあり得ます。だからこそ、他の弁護士に相談された後に私のもとに来られた相談者さんたちの中には、自己破産以外の選択肢で住宅ローンの問題を解決される方もいらっしゃいます。
私は、あなたのおかれている状況や気持ちも大切であると思っています。
私は、本当の意味で、
住宅ローンの支払いに困っている人の役に立ちたい
そう思っています。
があなたと同じ状況に陥ったときに、相談したいと思える専門家でありたいと思っています。
今、住宅ローンの支払いに困っているあなたが、自己破産せずにすむ方法を一緒に考えたいと思いますし、競売を避け、自宅に住み続ける方法、あなたの手元に一番お金や財産を残せる方法を一緒に考えたいと思っています。
先ほど説明した通り、住宅ローンを返済できずに滞納していると、自宅が競売にかけられてインターネット等で公開され、通常よりも安く叩き売られることになります。
また、競売では安く買いたたかれるので、売却されたとしても、多くの場合はローンが残ってしまいます。そして、残ってしまったローンの残債については、債権回収会社などの債務者から、一括での支払いを要求されます。
そうなると、あなたの自宅は取られ、ローンだけが残り、それも一括で支払わなければなりません。そうなると、あなたがその残債を支払えない場合、(支払えないからこそ競売になっているわけですが)自己破産で残った債務(借金)を消すくらいしか手立てがなくなります。
任意売却という手法は、債権者である金融機関と交渉し、競売ではなく一般の売買ルートで売却する方法です。任意売却なら、競売のように安く売りたたかれることなく、一般的な不動産の売却と同じ適正な市場価格で売却することができます。
それに、住宅が売却されたことも公になりません。また、残ってしまった残債も、金融機関との交渉で分割払いにしたり、退去時に引越し代の交渉をすることも可能です。
しかも、任意売却を活用することで、
売却後も自宅に住み続ける
さらに
売却後も自宅に住み続けることを可能にするには、リースバックという手法を使うのですが、どんな方法かというと、自宅を(任意の)第三者に売却し、その後、購入された方(オーナー)から賃貸物件としてその不動産を借り、賃料を払って住み続けるという方法です。
この方法を使うことで、住宅ローンや借金の返済ができなくなってしまっても、自宅を売却後も引越しをせずにそのまま住み続けることが可能です。
買主は、親せきなどであることも多いですが、一般の不動産会社に購入してもらうこともできます。リースバックを希望で、買ってもらう人の候補がない場合は、私や私が信頼している不動産会社でリースバックを行ってもらえる相手を探すことも可能です。
売却後に自宅を賃貸物件として借りるので、あなたは自宅にそのまま住み続けることができます。したがって、あなたは家を売る前と変わらない生活を送ることができます。
リースバックしたことは公に公表されることはありません。引っ越しする必要もないため近所や職場の人に知られることはありません。
(※ただしマンションの場合は管理組合に届け出が必要になります)
自宅の売却代金が一括で入るので、ローンや借金の返済に充てることができます。
事前に買い戻しの条件を決めておき、余裕ができた時点で再度買い戻す契約をすることも可能です
(※ただし、買戻の期間制限が設定される場合があるのでご注意ください)。
当然ですね。
任意売却によって売れた金額が、住宅ローンの残債よりも安ければ、まだあなたの手元にはローンの残りがあるんじゃないかと。
はい、結論から申し上げますとその通りです。
通常、住宅ローンを返せない場合、あなたのローン(残債)は債権回収会社のもとに移ります。そこで、一括返済を求められることになるのですが、そんなことにならないよう弁護士(私)がいるのだと思っています。
一括返済を請求しないよう債権者である債権回収会社などと交渉し、分割支払いを認めてもらうようにします。具体的には、分割弁済の合意の交渉を行い、あなたが確実に返済していくことのできる支払い条件を認めてもらえるようにいたします。
住宅ローンの問題には、このように様々な手法や問題解決策を組み合わせる必要があります。
苦しいと、どうしても短絡的な解決策(その場では解決したように見えても、後々あなたやご家族の方が苦しむことになる方法)や、感情的な解決策(自暴自棄になったり必死で見ないふりをすることで、どんどん状況が悪化していく)を考えてしまいがちですが、それは本当の意味で、あなたを幸せにする選択肢ではないかもしれません。
A様ご家族は、ご夫婦で自宅を共有していました。
約30年前に新築戸建てを購入し、住宅ローンも完済していました。
A様は、お子様が複数いたため、自宅を担保に学資ローンの融資を受けていました。お子様全員を大学卒業まで育て上げましたが、定年により収入が想定よりも減少してしまったため、学資ローンの約定通りの返済が困難となりました。
担保権を設定している債権者は、当初、強制執行手続を早期に行う姿勢を示していましたが、粘り強く交渉し、リースバックを併用した任意売却に応じてもらうことができました。
A様は、現在も任意売却した自宅に住んでいます。今後、同居しているお子様が住宅ローンを組み、リースバックをした業者から自宅を買い戻すことを予定しています。
B様は、B様所有の土地に、3世帯それぞれが自宅を所有していました。
B様は、会社の経営をしていましたが、不運が重なり、保証人としての義務を果たすために、所有する土地を処分しなければならなくなりました。
B様とそのお子様と一緒に多数の金融機関をまわり、任意売却に住宅ローンを組ませてもらうよう交渉を行いました。
最終的に、お子様が自宅を建築する際にローンを組んでくれた金融機関が、土地もまとめて住宅ローンを組み直してくださることになりました。
現在も3世帯仲良く、任意売却前と変わらない生活を送っています。
C様は、先祖代々の土地に自宅を建て、奥様と二人で住んでいました。
自然に囲まれた地域で、娘さんがお孫さんと遊びにきた際、自宅の庭で遊ぶのを楽しみにしていました。
しかし、保証人になっていたために多額の債務を支払わなければならなくなり、債権者から自宅を手放すよう強く求められました。C様は、思い入れのある自宅を何とか残しつつ債務整理をしたいと、当事務所にご相談に来られました。
宅地建物取引業者と連携しつつ、自宅の客観的な評価資料を用意して、債権者と粘り強く交渉しました。その結果、親族が協力できる範囲内の価格での売却について債権者より承諾を得ることができ、ご兄弟にリース売却することによって自宅を守ることができました。
お孫さんとの楽しい時間を守ることができたことに、C様は大変喜んでいました。
とにかく私は、少しでもあなたの気持ちに寄り添って解決したいと思っています。
あなたは自宅を購入するときも、そのローンを支払えていたときも、ずっと頑張っていらっしゃったと思います。コロナのせいかもしれませんし、ご家族などの事情のせいかもしれません。でも、あなたのせいではないにもかかわらず、ずっと頑張ってきたあなたの自宅が、思い出や努力を考慮に入れずに、他人に安く買いたたかれ、追い出されるようなことはあってはいけないと思っています。
だからこそ、あなたの置かれている状況及び希望をしっかりと把握し、最適の手続を選択し、遂行したいと思っています。
これまでにも述べたように、住宅ローンに絡む問題は手法や解決策がたくさんあります。そうした手法や解決策には、それぞれ多くの法律的な手続きや解釈が、複雑に絡んでいます。
そうした内容や、それをすることでどういった結果が待っているのかが、よく分からないま進めることで、あなたの理解が進まないうちに色々な手続きが行われていきます。
そうすれば、その手続きを行うことによって、「こんなはずではなかった」と思ってもみない結果に至る可能性は高いと思います。
だからこそ、まずは、あなたが考えている解決策に対して、それを行うとどういうことが起きていくのかを知ってほしいと考えています。
私は、
初回の相談料を無料
とさせていただきます。
そうすることで、
あなたが私に相談しやすくなるなら、
弁護士の相談費用をもらわなくてもいい
と思っています。
初回の相談でどんなことをするのかというと、
させていただきます。
もちろん、相談するからといって石井に依頼しなければと決められる必要はありません。
ここまでは無料でご相談に乗らせていただきますので、私のご説明をお聞きになられた上で、依頼するか否かを決めていただいて構いません。
それは、住宅ローンでお困りになられている方や、もしかしたら困ってしまうかもしれないと悩まれている方のお力になりたいからです。
私はこれまでに、多数の住宅ローンで困っていらっしゃる方やそのご家族、それで自宅を手放さざるを得なかった方やそのご家族を見てきました。
長年住んだ自宅を取られるというのは本当に悲惨です。
引っ越し当日に、まだ小さな子どもが意味も分からず「なんでおうちがなくなっちゃうの?」と無邪気に両親に聞いている姿や、呆然として自宅であったはずの住宅の前に立ちすくんでいる奥様、罵られても黙ってつらそうな顔をしている旦那様など、色々な方を見てきました。
そういう人たちを、
もう見たくありません。
私が力になることで、任意売却であれ債務整理であれ、とにかく最善の方法で相談者様やご家族を守りたいと思っています。
なので、本当は相談したいけど相談したら依頼しなければいけないんじゃないかとか、営業されたらどうしようとお悩みの方に、まずは前向きに考えられるようなきっかけを提供できればと思っています。
弁護士で、たまたま破産や債務整理の実務ができる資格があるからやっているわけでもありませんし、この住宅ローン問題を扱うことがお金になるからやっているわけでもありません。心から依頼者様の人生が、少しでも明るいものになればと思ってやっています。
弁護士は、お医者さんと似ているところがあります。
お医者さんの場合、資格を取得すれば、診療科目は自由に選ぶことができます。
「小児科」であっても「眼科」であっても、「外科」や「内科」であっても、医師免許さえ取得していれば、自分が専門で診療したいことを選択することができます。
同じように弁護士も、幅広い法分野の中から、自分が注力する分野を選ぶことができます。例えば、「交通事故」を扱うこともできますし、「企業法務」を扱うこともできます。テレビや新聞でよく見るような事件を扱うこともできますし、もっと小さな家庭内の揉め事を扱うこともできます。
だからこそ、弁護士であれば誰でもいいということではなく、「住宅ローンの問題」に強い専門家に相談することが、非常に大切なことだと私は考えています。
は、お引き受けできません。
まじめにやってきたのに、
こんな状況のせいで、
本当に
住宅ローンや借金に困った方は、
どうぞ
「オリンピア法律事務所」
石井までご相談
いただければと存じます。